確定申告と必要書類、アパート経営で理解すべきこととは?

   
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アパート経営では所得が発生することで所得税を納付するようになります。その際に用いられるのが確定申告であり、サラリーマンなどの給与所得者の場合には20万円以下の所得であれば該当しません。また、帳簿上赤字となった場合には損益通算が可能であり、ここでは給与所得とアパートからの所得を相殺することができます。
申告は税理士事務所への依頼の他、自分でも行うことができますが基本的な内容を理解しておく必要があり、計算方法と提出書類の概要は把握しておくことが大切になります。実際の申告は青色申告か白色申告のどちらかで行い、それぞれに特徴があります。メリットの違いには大きく、特別控除・専従者給与・損失の繰り越しがあり、白色申告では特別控除と損失の繰り越しをすることはできません。一方、300万円以下の所得であれば記帳する義務はなく、青色申告では一定の帳簿を備える必要があります。

どのような計算で税額を計算するのか

アパート経営をするにあたり、最も気になるものが納税額です。課税は、簡単には収入から必要経費を差し引いた所得に対して行われ、給与所得があれば合算をした合計が収入になります。具体的には収入から必要経費と所得控除を差し引いたものが課税所得に該当し、税率・控除額ともに金額によって定められています。例えば195万円以下になれば5%が課税され控除はありませんが、195万円超~330万円以下であれば課税は10%になるものの97,500円の控除を受けることができます。
計算では、何が経費に該当するのか理解をしておく必要があります。まず大きなものには借入金利子があり、税関係としては減価償却費と租税公課が該当します。建物の維持に関するものとしては修繕費・損害保険料・委託管理費・水道光熱費があり、不動産会社への仲介手数料や立退料なども経費になります。また、税理士など専門家への報酬や通信費・消耗品なども該当し、課税を少なくするためにも忘れずに計上をすることが大切です。

確定申告で準備が求められる必要書類について

申告では必要となる書類があり、事前に準備をした上で臨む必要があります。ます、経営をするにあたっては、最初に個人事業の開業・廃業等届出書を提出します。他にも減価償却資産の償却方法の届出書や青色申告承認申請書、青色事業専従者給与に関する届出書、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書があり、経営内容に合わせて期限内に手続きを行っておく必要があります。
必要書類は規模によるものの、現金出納帳・預金出納帳・売上帳・経費帳・固定資産台帳になります。通常、小規模であれば自分で作成をしておくことも可能であり、現在では誰にでも扱える会計ソフトが多く提供されています。ただ青色申告で65万円の特別控除を受けるには総勘定元帳が必要になり、この場合には相応の専門知識が必要になります。帳簿作成は難しいと感じる場合には税理士への依頼が適しており、その際のポイントは資料をしっかりと用意しておくことです。

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