マンション管理サービスを利用するたくさんのメリット

マンションの入居者による自治組織といえるのが、マンションの管理組合です。不特定多数の入居者が生活するマンションの秩序を保つために不可欠な組織で、入居者は自動的に組合員になり、組合員の中から役員、会計などが選出されます。マンションの資産価値の向上や快適な住環境を整えることを目的に活動しますが、その内容は多岐にわたるので、住民個人の生活も保障されながらの活動にはおのずと制限が出てきます。そんな時に頼りになるのが、マンション管理のサービスを行う管理会社の存在です。例えば、点検会社との交渉など、素人である入居者では難しい業務や苦情の窓口といった煩わしい業務にも専門的な知識をもって対応することが可能になります。このようにマンション管理サービスをうまく活用することは、管理組合の業務内容が軽減し、ひいては、入居者が役員として管理組合に関わることのハードルを低くするというメリットもうまれます。

マンション管理サービスの効果的な利用法

マンションの管理を行う上で、専門的な知識とプロの立場で業務を行うサービス会社を活用することには大きなメリットがあります。管理会社は、運営上の方針や計画の立案などの管理組合にいてのみ行える業務以外のほとんどの雑務を担うことができます。苦情の窓口や、老朽化によるメンテナンス、清掃や経費の管理など、全ての業務を管理会社に委託すれば、かなりの負担が取り除かれることになります。ただ、管理会社はプロとして業務を受託するので、当然費用が発生します。管理組合で準備できる予算と委託したい業務とのバランスを考え、必要な部分のみ委託するという方法も賢い利用法と言えるでしょう。また、雑務だけでなく、専門的な視野からマンションの資産価値を適切に維持するためには必要に応じたメンテナンスが欠かせません。素人では判断が難しい分野について、管理会社の知識や情報をうまく利用することで、費用以上の効果が期待できるのです。

マンション管理サービスの相場と管理会社の探し方

国の調査によると平均的なマンションの管理費は、戸あたり約15,000円/月、平米あたり約200円/月という結果になっており、年額にすると管理費の総収入は平均約152万円となります。管理会社への委託費の平均もほぼ同額と考えられますが、管理費の年額は建物の規模や入居者数によってもかなり幅があるので注意が必要です。また、委託費を高いか安いかのみで判断するのには危険が伴います。もし、相場よりも委託費が高かったとしても、その差額のすべてを管理サービス会社が搾取しているとはかぎりません。マンションの老朽具合などを含む現状を考えると妥当な金額である可能性もあるからです。反対に安かったとしても、必要な管理業務が行われていなければ、対費用効果でいうと高い契約となってしまいます。実際に管理会社を訪れるなどして、担当者にニーズを伝え、契約金額に含まれている内容を十分に検討して判断することが大切です。